離職票の必要書類チェックリスト|届かない時の対処法と再発行手順

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更新日: 2026年08月07日

退職が決まると、会社に返す書類・会社から受け取る書類がいくつもあり「何が必要かわからない」と不安になる方は多いです。この記事では、退職時にやり取りする書類を一覧チェックリストで整理し、離職票が届かないときの対処法や再発行の手順、源泉徴収票がもらえない場合の相談先まで具体的にまとめました。書類の抜け漏れは失業保険の手続きの遅れにも直結するので、順番に確認していきましょう。

「退職の話で頭がいっぱいで、書類のことまで考えられていない」という方も多いはずです。

それは当然のことで、責める必要は全くありません。

ただ、書類の準備を後回しにすると、退職後に「離職票が届かない」「源泉徴収票をもらい忘れた」といったトラブルにつながりやすくなります。

このページをブックマークしておいて、退職前・退職後にひとつずつ照らし合わせてもらえれば大丈夫です。

退職時に「会社へ返す」書類チェックリスト

まずは会社に返却が必要なものです。

最終出勤日までに揃えておくと、退職日当日がスムーズになります。

  • 健康保険証(本人・扶養家族分すべて)
  • 社員証・IDカード・入館証
  • 会社支給のパソコン・スマートフォン・周辺機器
  • 名刺(自分の名刺・取引先からもらった名刺含む場合あり)
  • 制服・作業着・ロッカーの鍵
  • 会社の経費で購入した備品
  • 業務資料・データ(会社規定に従って削除・返却)
  • 通勤定期券(会社支給の場合)

健康保険証は退職日の翌日から使えなくなるため、退職後すぐに返却するのがルールです。

手元に残ったまま使ってしまうと、あとで医療費の返還を求められることもあるので注意してください。

退職時に「会社から受け取る」書類チェックリスト

次に、会社から受け取る書類です。

これらは転職活動や失業保険の手続きで必要になるものばかりなので、抜けがないか必ず確認しましょう。

  • 離職票(1・2)※失業保険の手続きに必要
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票※年末調整・確定申告に必要
  • 年金手帳(会社が預かっていた場合)
  • 退職証明書(希望した場合のみ発行されることが多い)
  • 健康保険資格喪失証明書(国民健康保険への切り替えに使う場合)

このうち「離職票」と「源泉徴収票」は届くタイミングが遅れやすく、問い合わせの多い書類です。

次の見出しから詳しく見ていきます。

離職票とは?何のために必要な書類か

離職票は正式には「雇用保険被保険者離職票」といい、失業保険(基本手当)の受給手続きに使う書類です。

ハローワークで手続きをする際に必ず提出を求められます。

転職先が決まっていて失業保険を使う予定がない場合は、必ずしもすぐには必要ありませんが、念のため受け取っておくことをおすすめします。

離職票の様式や手続きの詳細は、ハローワークインターネットサービスで確認できます。

離職票は会社がハローワークに書類を提出してから発行されるため、退職日当日にはもらえないのが一般的です。届くまでに時間がかかることを前提に、スケジュールを組んでおきましょう。

離職票はいつ届く?目安の日数

離職票は、退職日から10日前後で会社がハローワークに手続きを行い、そこからさらに郵送で本人に届くまで数日かかるのが一般的な流れです。

そのため、退職日から2週間〜3週間程度を目安に考えておくと安心です。

ただし会社の事務処理のスピードや、繁忙期かどうかによって前後します。

「届かない」と感じても、まずは焦らず、この目安の期間を過ぎているかどうかを確認しましょう。

経過日数 状況 対応の目安
〜2週間 通常の処理期間内 様子を見てOK
2〜3週間 やや遅い 会社へ一度問い合わせ
1ヶ月以上 明らかな遅延 ハローワークに相談

離職票が届かないときの対処ステップ

離職票が届かないときは、いきなり公的機関に駆け込む前に、順番に確認していくとスムーズです。

  • 退職から2〜3週間経っているか確認する
    目安の期間内であれば、まだ処理中の可能性が高いので少し待ちます。
  • 会社の人事・総務に問い合わせる
    「離職票の発行状況を教えてください」と、事実確認のトーンで連絡すればOKです。
  • 連絡がつかない・対応してもらえない場合はハローワークへ相談
    会社が手続きをしていない場合、ハローワークから会社へ督促してもらえることがあります。
  • それでも進まない場合は再度ハローワークで状況を伝える
    離職票なしでも仮手続きができる場合があるので、まずは窓口で相談してみましょう。

「会社に催促の連絡をするのが気まずい」と感じる方も多いですが、離職票は法律上会社に発行義務がある書類です。

遠慮しすぎず、事務的な確認として連絡して問題ありません。

離職票が万が一もらえない・会社が倒産した場合

会社と連絡が取れない、会社自体が倒産してしまったなど、通常の方法で離職票を受け取れないケースもあります。

その場合は、ハローワークに直接相談することで、会社に代わって手続きを進めてもらえる場合があります。

個別の状況によって対応が異なるため、まずは最寄りのハローワークの窓口で事情を説明してみてください。

「会社が対応してくれないから失業保険を諦める」必要はありません。

離職票の再発行はできる?手順を解説

離職票を紛失してしまった場合や、記載内容に誤りがあった場合は再発行が可能です。

  • 会社に再発行を依頼する
    まずは離職票を発行した会社に連絡し、再発行を依頼するのが基本の流れです。
  • 会社経由が難しい場合はハローワークに相談する
    会社と連絡が取れない場合でも、ハローワークで再発行の手続きができる場合があります。
  • 本人確認書類を用意する
    運転免許証やマイナンバーカードなど、本人確認ができるものを持参します。

再発行にかかる期間や必要書類は状況によって異なるため、事前に管轄のハローワークへ電話で確認しておくと二度手間になりません。

源泉徴収票が届かない・もらえないときは

源泉徴収票は、退職した年の年末調整や翌年の確定申告で必要になる書類です。

離職票と同様に、退職後1ヶ月前後で郵送されるのが一般的ですが、遅れることもあります。

源泉徴収票は法律上、退職者から請求があれば会社は発行しなければならないとされている書類です。

届かない場合は、まず会社の人事・給与担当に発行を依頼しましょう。

それでも対応してもらえない場合は、管轄の税務署に相談することもできます。

源泉徴収票の発行義務や手続きの詳細は、国税庁のサイトで確認できます。個別の税務相談は最寄りの税務署へお問い合わせください。

転職先が決まっている場合の書類の扱い

転職先がすでに決まっている場合、離職票は基本的に不要ですが、念のため受け取っておくと安心です。

一方で、次の会社から確実に提出を求められるのが「雇用保険被保険者証」と「源泉徴収票」です。

雇用保険被保険者証は雇用保険の加入手続きに、源泉徴収票は年末調整に使われます。

転職先の入社日までに間に合うよう、退職時に受け取り忘れがないか特にチェックしておきましょう。

失業保険を申請する場合に必要な書類

転職先が決まっておらず、失業保険(基本手当)の申請を考えている場合は、離職票のほかにも用意する書類があります。

  • 離職票-1・離職票-2
  • マイナンバーが確認できる書類
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 写真(縦3cm×横2.4cm程度)2枚
  • 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

失業保険の金額や受給までの流れについては、別記事の失業保険はいくらもらえる?金額の決まり方と受給までの手順で詳しく解説しています。

必要書類の詳細や最新情報は、必ずお住まいの地域を管轄するハローワークで確認してください。

書類まわりでありがちな失敗例

退職経験者の声からよくある失敗をまとめました。

健康保険証を返却し忘れて、退職後に催促の連絡が来た。
離職票が届かないまま放置し、失業保険の申請が数週間遅れてしまった。
源泉徴収票をもらわないまま年が明けてしまい、確定申告で慌てて会社に連絡した。
退職時の住所変更を会社に伝え忘れ、書類が旧住所に送られてしまった。

特に「住所変更の伝え忘れ」は見落とされがちです。

退職前に引っ越しの予定がある場合は、必ず会社に新しい住所を伝えておきましょう。

会社に催促の連絡をするのが気まずいとき

「辞めた会社に何度も連絡するのが気まずい」「そもそも在職中から関係がこじれていて連絡しづらい」という方もいると思います。

そのお気持ちは自然なことです。

ただ、離職票や源泉徴収票は法律に基づいて発行される書類なので、事務的な確認として連絡すること自体は問題ありません。

それでもどうしても自分で連絡するのが難しい場合は、退職代行サービスの中には退職後の書類のやり取りをサポートしてくれるところもあります。

気になる方は退職代行のカテゴリも参考にしてみてください。

書類チェックリストまとめ表

ここまでの内容を一覧表にまとめました。

書類名 受け取り/返却 主な用途
健康保険証 返却 健康保険の資格喪失手続き
社員証・備品 返却 社内資産の管理
離職票1・2 受取 失業保険の申請
雇用保険被保険者証 受取 転職先での雇用保険手続き
源泉徴収票 受取 年末調整・確定申告
退職証明書 受取(希望時) 転職先への提出・各種手続き

よくある質問

離職票はいつまでに受け取ればいいですか?
法律上の明確な期限はありませんが、失業保険の申請にはできるだけ早く必要です。退職後2〜3週間を目安に届かなければ、会社やハローワークに確認しましょう。
離職票がなくても失業保険の手続きはできますか?
原則として離職票が必要ですが、会社の対応が遅れている場合など、事情によってハローワークで仮の対応をしてもらえることがあります。まずは窓口で相談してください。
離職票を紛失した場合はどうすればいいですか?
発行した会社に再発行を依頼するのが基本です。会社と連絡が取れない場合は、ハローワークでも再発行の相談ができます。
源泉徴収票はいつもらえますか?
退職後1ヶ月前後で郵送されるのが一般的です。年末調整や確定申告に必要になるため、届かない場合は会社に発行を依頼しましょう。
退職証明書は必ずもらえるのですか?
退職証明書は本人が希望した場合に会社が発行する書類です。必要な場合は退職時に発行を依頼しておくとスムーズです。
転職先が決まっていても離職票は必要ですか?
失業保険を使う予定がなければ必須ではありませんが、状況が変わる可能性もあるため念のため受け取っておくと安心です。
会社が離職票を出してくれません。どうすればいいですか?
まずは事務的に発行を依頼し、それでも対応してもらえない場合はハローワークに相談してください。会社への働きかけを行ってもらえることがあります。
退職時の書類のやり取りが不安なときはどうすればいいですか?
会社との連絡が難しい場合は、退職代行サービスが書類のやり取りをサポートしてくれることもあります。無理せず選択肢の一つとして検討してみてください。
次の一歩へ

ここまでお疲れさまでした。次は全体の流れを確認したり、自分に合った辞め方を診断してみてください。


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